川渡餅(かわたりもち) - あいの日々徒然

2018年12月10日

川渡餅(かわたりもち)

新潟県上越市では、毎年11月30日と12月1日は、川渡餅の日。
川渡餅(かわたりもち)は、餅を小豆餡で包んだあんころ餅。
これを食べると厄除けが出来るという。
古くは、上越市高田地方に十二月一日初雪の早暁を破り
「川渡も餅ヤーイ餅ヤーイ」と声も勇ましく子供が売り歩く風習がありました。
此の起源は今を去ること約四〇〇年永禄四年越後の上杉謙信公は
甲斐の武田信玄公と年来の雌雄を決せんとして出陣し、
千曲川をはさみ謙信は妻女山に信玄は八幡原に両軍五万余騎が対陣した時、
謙信公、戦い前夜士卒に餅を配り士気旺盛なる威力を以て折からの濃霧の中、
川を渡り旧暦十月十日未明武田と激戦の末、勝を得ました。
以来春日山城下高田地方の住民は謙信公の戦勝と武勇にあやかる様、
川を渡る前に食べた餅を十二月一日「川渡餅」と称して食べ
心身の鍛錬とする行ま事を残す様になりました。
また、謙信公は、4回目の合戦、謙信が単独で信玄に切りかかったことで後世に名をとどろかせた。
頼山陽の詩は、川中島の合戦を詠ったものである。

ふしきあんきざんをうつのずにだいす
題不識庵撃機山図

べんせいしゅくしゅくよるかわをわたる
鞭声粛々夜河渡
 
   あかつきにみるせんぺいのたいがをようするを
暁見千兵擁大牙

いこんじゅうねんいつけんをみがく
     遺恨十年磨一剣

りゅうせいこうていちょうだつをいつす
流星光底逸長蛇

(高田菓子組合川渡餅案内より)

さて、私は今年も上越市本町のもちやさんで川渡餅を買いました。
もちや

100%新潟県産の餅米でつくった餅。
黒糖で味付けした国産小豆餡。
添加物なしの本物川渡餅です。
本物川渡餅

粒餡とこしあんの川渡餅
よく白い餡だねと言われるそうですが、
白砂糖で無く、上品な甘さの黒糖を使っているからです。
粒餡とこしあんの川渡餅

中は添加物なし本物のお餅なので歯ごたえがあり、次の日には固くなります。
本物のお餅
美味しいので11月30日(金)、12月1日(土)と
2日続けて買いに行きました。


この2日しか食べられない川渡餅(かわたりもち)を食べたいと思ったなら、
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中小企業法人・個人事業主専門メール保険相談所です新潟県上越市あい企画

コメント

●吉野聡建築設計室さまへ
>おはようございます。
   こんにちは。

>上越市本町のもちやさんで、川渡餅を買いたい+頂きたいんです(^^)
   来年12月1日、お待ちしております。(^_^)


●京丹後のおやじさまへ
>こんばんは(^^)
   こんにちは。

>>べんせいしゅくしゅくよるかわをわたる
>この一節はよく覚えていますが、この時の一節だとは知りませんでした。(^^;
   上越では、TVCMでこの言葉を聞きます。


●立原商店四代目店主さまへ
>こんばんは。
  こんにちは。

>砂糖の代わりに黒糖ですか!
>風味とコクが違いそうですね!
   そう思います。(^_^)

おはようございます。

私も!!
上越市本町のもちやさんで、川渡餅を買いたい+頂きたいんです(^^)

こんばんは(^^)

>べんせいしゅくしゅくよるかわをわたる

この一節はよく覚えていますが、この時の一節だとは知りませんでした。(^^;

こんばんは。

砂糖の代わりに黒糖ですか!
風味とコクが違いそうですね!
興味あるな~
私か渡餅としんこ餅大好きです