上越市民演劇祭2019-1日目 - あいの日々徒然

2019年12月 7日

上越市民演劇祭2019-1日目

11月30日(土)と12月1日(日)、2日間に渡り、
上越文化会館で上越市民演劇祭が開催されました。
私は、2日間5公演を見ました。
上越市民演劇祭

11月30日(土)の1日目に見たのは、
劇団上越ガテンボーイズさんの「山内家の短くて永い1日」、
演劇集団高田笑劇場さんの「B・HAPPY」、
ウラダイコクさんの朗読劇「スコブリタイ」

です。
劇団上越ガテンボーイズさんの「山内家の短くて永い1日」、演劇集団高田笑劇場さんの「B・HAPPY」、ウラダイコクさんの朗読劇「スコブリタイ」
劇団上越ガテンボーイズさんの「山内家の短くて永い1日」
は、途中から見たのですが、
お父さんお母さんが亡くなっていて
異母兄弟が毒殺されて死んだ後の
幽霊の話のようでした。
ユーモラスたっぷりで、途中からでも楽しめました。

演劇集団高田笑劇場さんの「B・HAPPY」
は、2005年初演の作者:若頭ぐっち(橋口 征司)さんのお話。
10年目の命日に家族との約束を果たすため、
幽霊となって現れた妻ユカリ。
ちょうどその日、夫タカシが再婚相手を連れてくることになり、
二人を会わせまいと孤軍奮闘する長女。
勘違いから嘘に拍車をかけてしまう次女。
この家族に幸せは訪れるのか?
ユカリの約束とはなにか?
ユーモアのある幽霊話です。
上越演劇界の重鎮マルまるやまさんの
ほのぼのとした演技が魅力的です。

東京からウラダイコクさんの朗読劇「スコブリタイ」
夢を追いかけ続けてきた幼馴染みの女性二人。
せっせと毎日をキリキリと過ごし、お互いに
声を掛け合い励まし合い、それでも夢が叶う
「いつか」を信じていた。夢が果てしなく遠く
感じ始めたとき、少しずつ綻んでいく関係の中、
空気が音を立てて軋んでゆく。
日常を超えて、「この程度か」という予想を超えて、
大きな夢をつかみたい。他の「やりたい」を捨てて、
諦めて、譲って、飲み込んで。
それでも叶わない時間をどう過ごしていくか、
どんな自分でいるか、どんな相手と寄り添えるか。
「頗る」素敵な未来未満のせつなさを童話のように
描く「夢と毒」の物語。
朗読劇ですが、ただ朗読しているのでは無く、
真っ暗な舞台に少女が二人座り、観客の手にはライトがあり、
それを司会者の合図で即けたり消したり、回したり、
時には好きなように照らしたり。
少女もじっとしていない。
立ったり座ったり寝そべったり、時には踊ったり。
もう、すごい楽しい朗読劇でした。
チケット500円では、申し訳ないです。

次の日、12月1日(日)も上越市民演劇祭で楽しみました。

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