ファツィオリで初の優勝者
今年10月の第18回ショパン国際ピアノコンクールの
様子は、先日お伝えしたとおりでした。
そのピアノコンクールをYouTubeで見ていたら、
優勝者ブルース・リュウさんの使っているピアノは、
私の知らないピアノメーカーでした。
それは、イタリアのファツィオリ。
皆さん、ご存じの通り、ピアノコンクールでは、
事前にいくつかのピアノが用意され、出場者が、
どのピアノで演奏するかを事前に選んで演奏します。
今回の入賞者の使用ピアノは、次の通り。
1位: ブルース・リウ (ファツィオリ)
2位: 反田恭平 (スタインウェイ), アレクサンデル・ガジェヴ(カワイ)
3位: マルティン・ガルシア・ガルシア(ファツィオリ)
4位: 小林愛実 (スタインウェイ),ヤクブ・クシュリク (スタインウェイ)
5位: レオノラ・アルメリーニ (ファツィオリ)
6位: ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ (カワイ)
ヤマハのピアノも用意されていましたが、
ファイナルでは選ばれませんでした。
ファツィオリの特徴は、明るい音色と派手さだそうです。
このピアノメーカーの社長ファツィオリの出身地でもある
イタリアのレオノラ・アルメリーニや、スペインの
マルティン・ガルシア・ガルシアなどの個性的な
明るい方に選ばれていることからもわかる通り、
ファツィオリの最大の魅力は、明るい音色と派手さです。
私が知らなかっただけで、
すごいピアノメーカー、ファツィオリ。
ジャズ界の巨匠ハービー・ハンコックはファツィオリしか
弾かないという。日本で最も有名なクラシックの
ピアニストの1人、スタニスラフ・ブーニンも
ファツィオリを気に入り、自宅に最大サイズの
コンサートグランドピアノを所有している。
また、ニューヨークのジュリアード音楽院は
長年スタインウェイしか導入してこなかったが、
2010年に初めてファツィオリを購入し話題となった。
これからは、ピアニストとピアノをセットで楽しもうと思います。
ファツィオリを知っていたなら、
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