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あいの日々徒然で“柚月裕子”が含まれるブログ記事

2020年5月26日

本「検事の信義」

5月17日(日)、本「検事の信義」を
上越市立高田図書館で借りて読みました。
著者:柚月裕子(ゆづきゆうこ)
1968年岩手県出身。山形県在住。
2008年「臨床真理」で第7回
「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し
デビュー。
2013年「検事の本懐」で第15回大藪春彦賞
2016年「孤狼の血」で第69回日本推理作家協会賞
(長編及び連作短編集部門)を受賞
検事の信義
検事佐方貞人のシリーズ第4弾。
「裁きを望む」......「このミステリーがすごい! 2015年版」(宝島社)
「恨みを刻む」......『警察アンソロジー 所轄』(ハルキ文庫)
「正義を質す」......「このミステリーがすごい! 2016年版」(宝島社)
「信義を守る」......「小説 野性時代」2019年3、4月号
の4編を収録してあります。
佐方貞人の信念「自分はまっとうに罪を裁かせる」が貫かれた物語。
どれも描写が分かりやすくテンポの良い話で
佐方の考え方が一貫しているので共感出来る。
架空の米崎市が舞台だが、東京から北へ新幹線で2時間、
出羽桜が出てきたりして何処か想像出来るのも楽しい。

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2019年7月29日

本「慈雨」

7月23日(火)、高田図書館で本「慈雨」を借りて読みました。
柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)さんのミステリー小説。
内容は、
警察官を定年退職し、妻と共に
四国遍路の旅に出た神場。
旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが
捜査にあたった事件に酷似していた。
手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に
協力しながら、神場の胸には過去の事件への
悔恨があった。場所を隔て、時を経て、
世代をまたぎ、織り成される物語。
事件の真相、そしていろいろ明らかになる事実。
最後に事件解決のヒントが浮かび、それが解決へと導く。
慈雨
お遍路さんの話と、事件の話が並行的に進んでいき、
過去のことも関係し、複雑に絡み合う。
しがらみや葛藤を上手く描き、極上のミステリーにしている。
私としては、最後30ページをもう少し詳しく描いて欲しかった。
お遍路さんの話が長く余計に感じてしまったのが残念。


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