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2020年7月16日

本「流浪の月」

7月9日(木)、凪良ゆう著作:本「流浪の月
を上越市立高田図書館で借りて読みました。
この本は、2020年本屋大賞受賞作品で
第41回(2020年)吉川英治文学新人賞候補作。
凪良ゆうさんの経歴
2007年、長編『花嫁はマリッジブルー』で本格的デビュー。
以降、各社でBL作品を精力的に刊行し、デビュー10周年を
迎えた17年には初の非BL作品『神さまのビオトープ』を発表、
作風を広げた。巧みな人物造形や展開の妙、そして心の動きを
描く丁寧な筆致が印象的な実力派である。
おもな著作に『未完成』『真夜中クロニクル』『365+1』
『美しい彼』『わたしの美しい庭』などがある。
一貫しているのは「どこまでも世間と相いれない人たち」を
書いてきたことだという。
流浪の月
この本の内容は、
家内更紗(かないさらさ)は、小学生の時、
両親を失い伯母の家に引き取られる。
でもそこでの生活は、困難に満ちあふれていた。
ある日、公園にいて一人の青年に声を掛けられる。
その19歳の大学生佐伯文(さえきふみ)の家に着いていく。
そこでの生活は、更紗の自由を尊重し、
とても暮らしやすい安息の場所だった。
そんな日々の長く続かず、外へ出たときに
「家内更紗誘拐事件」として佐伯文が逮捕され、終わる。
そして数年がたち、また更紗と文が再会する。
そして、二人にしか分からない感情が引き合い、進み出す。

分かりやすい内容で、300ページ、あっと言う間に読めます。
ただ、二人の感情の分かるところと理解しがたい行動があり、
理解しがたい行動に引っかかりを感じました。
そこさえ無ければ、私にとっても記憶に残る本になったと思います。


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