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2021年9月10日

絵本「名前のない人」

9月2日(木)、上越市立高田図書館で
絵本「名前のない人」を借りて読みました。
絵と文は、クリス・ヴァン・オールズバーグさん
訳は、村上春樹さんです。
クリス・ヴァン・オールズバーグさんは、
1949年、アメリカ・ミシガン州生まれ。
ミシガン大学、ロードアイランドデザイン学校で彫刻を学ぶ。
彫刻と絵画は、ホイットニー美術館や近代美術館に
展示されている。
絵本作品に、1986年度コルデコット賞受賞作『急行「北極号」』
『ジュマンジ』、『西風号の遭難』など多数。
村上春樹さんは、1949年生まれ。
1979年『風の歌を聴け』でデビュー。
著書に『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』『1Q84』
『螢・納屋を焼く・その他の短編』、
訳書に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』など多数ある。
名前のない人

名前のない人の内容は、
季節が夏から秋へと移り変わろうとしているころのこと。
お百姓のベイリーさん一家が出会ったのは、記憶を失い、
自らの名前もわからず、言葉さえ失ったひとりの男。
記憶が戻るまでのあいだ、その名前のない人は、
ベイリーさん一家と暮らすことに。
彼は不思議な人物でした。
一日中働いても汗ひとつかかず、子どものように
純粋で、何でもないことにも目を丸くして驚きます。
警戒心の強い森のうさぎたちも、彼を前にしては
逃げ出すこともせず、心を開くのです。
そして、彼はとても魅力的な人物でもありました。
ベイリーさん一家は名前のない人を家族の一員の
ように思い、彼もまたベイリーさん一家との生活を
楽しんでいました。
そんなある日、ベイリーさんは気候が
おかしくなっていることに気づきます。
そして名前のない人は....。

パステル画の風景と、表情豊かで写実的な人物の絵が素敵です。
それ以上に物語が不思議で、最後も
読む人の想像力が試されているようです。


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