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2020年11月 6日

廣木酒造 飛露喜純米大吟醸山田錦

10月31日(土)、福島県廣木酒造さんの
飛露喜純米大吟醸山田錦を晩酌で飲みました。
鑑評会で7年連続金賞数1位の福島県。
福島県においても人気の高い廣木酒造さんです。
江戸中期創業で200年の歴史の廣木酒造本店。
現在の蔵元杜氏である廣木健司さんが9代目を
継いだのは1997年のことです。
1994年に修行先から蔵に戻ってきた廣木さんは、
長年赤字続きで先細りが続く蔵の経営状況を
目の当たりにしました。
蔵の内情を教わりながら、建て直しに向けて
模索を始めようとした矢先の1997年に、
先代が58歳の若さで急逝。
廣木さんは廃業を覚悟したそうですが、
その翌年に廣木酒造本店の苦境がテレビで全国放送されます。
それを偶然見ていた都内の有力酒販店の店主が
「応援するからうまい酒を造れ」と、廣木さんに
連絡をくれました。さっそく、当時人気のあった
新潟のお酒を意識して造った酒を送ることに。
しかし、「この味では勝負できない。
新潟の実力蔵の真似をしても意味がない」と
一刀両断されてしまいます。
翌年の1999年、いくつか造った酒の中から、
廣木さんが一番納得した無濾過生原酒を酒販店に
送ったところ、「これを売ってみるから送ってほしい」
との返答がありました。
すると、そのお酒はあっという間に評判を呼び、
追加注文が止まらない事態に。
さらに、噂を聞きつけた全国の地酒販売店からも
注文が入り、用意した2,000本のお酒が完売しました。
これが「飛露喜」の大ブレークのはじまりです。
「当時、無濾過生原酒を看板にする酒蔵は無く、
搾ったばかりの初々しい生酒は、飛露喜の
キャッチフレーズになりました。
飛露喜純米大吟醸山田錦

飛露喜純米大吟醸山田錦
原材料:山田錦100%
精米歩合:麹米 40%精米、掛米50%精米
日本酒度:+3.5
酸度:1.4
アルコール分:16度
甘口でも辛口でもなく、香りも酸味も抑え目で、
どんな食事とも相性がよくずっと飽きずに飲める酒。
廣木酒造が目指すのはわかりやすいぐらい王道の酒です。
「飲み手が新しいお酒を飲んで味わいのポジションを
確認したい時に、飛露喜と飲み比べると一番よくわかる、
と言われるのが一番の褒め言葉です」と語る廣木さん。
原材料:山田錦100%
非常に飲みやすい、すっと入る日本酒です。
フレッシュ感も残し、ほんのりと米の甘味があり、切れ味が良い。
食事の邪魔をせず、それだけでも美味しい。
値段が安いともっと嬉しい日本酒です。

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