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2021年6月 7日

今西酒造 みむろ杉純米吟醸山田錦

5月31日(月)、奈良県今西酒造さんの
みむろ杉純米吟醸山田錦を晩酌で飲みました。
今西酒造さんは、万治3年(1660年)創業。
代表は、今西 将之さん(第14代 当主 今西新右衛門)
銘柄、三諸杉みむろすぎ、みむろ杉の由来。
御神体である「三輪山」は古来から「三諸山(みむろやま)」
と呼ばれている事、また三輪山では「杉」に神様が宿ると
されている事から命名しました。
創業以来長年愛されている商標です。
酒造りは三輪の地が発祥だといわれています。
酒造りを話す上で欠かせない場所がここ三輪にある
大神神社です。 大神神社は日本最古の神社で、
本殿を持たず、三輪山をご神体として祀っている神社です。
三輪山は古来から「三諸山(みむろやま)」と呼ばれ、
「うま酒みむろの山」と称されるは「みむろ(実醪)」
すなわち「酒のもと」の意味で、 酒の神様としての
信仰からの呼び名でりあります。
そのため毎年11月14日は大神神社に全国中から
蔵元・杜氏が集まり「醸造祈願祭」が行われます。
境内では振舞酒も行われ、醸造家とともに多くの
参拝客・観光客でにぎわい、また醸造祈願祭の後には
全国の酒蔵へと杉玉が配られていきます。
なぜ三輪が酒の聖地といわれるのか?
それは日本書紀の記述によります。
実在する最古の天皇である崇神天皇時代、
疫病流行で国が混乱を極めている中、天皇は夢で
大物主大神様(おおものぬしのおおかみさま)から
「私の子孫である大田田根子(おおたたねこ)を
祭主にし、酒を奉納しなさい」とお告げを受けました。
それを聞いた天皇は高橋活日命(たかはしいくひのみこと)
を呼び、一夜で酒造りを行い神酒を奉納しました。
すると疫病は去り、国が富みはじめました。
このことより高橋活日命は杜氏の神様として
大神神社の摂社「活日神社」にまつられました。
まさに酒が国を救ったのです。
その時に高橋活日命が詠んだ詩「此の神酒は 
我が神酒ならず 倭なす 大物主の 
醸みし神酒 幾久幾久」
訳:この神酒は私が醸したものではなく、
大和の国をおつくりになった大物主神が醸された神酒です。
幾世までも久しく栄えませ
酒蔵の軒先に吊るされている「杉玉」は大神神社から
全国の酒蔵に届けられています。
その証に杉玉の下に吊るされている札を見ると、
「三輪明神・しるしの杉玉」と書かれています。
ぜひ酒蔵にいかれた際はご覧下さい。
杉玉は「新酒が出来ました」の合図です。新酒が
出来た頃に「青々とした杉玉」が吊るされ、
一年かけて徐々に茶色になっていきます。
それが酒の熟成具合といわれています。
みむろ杉純米吟醸山田錦

みむろ杉純米吟醸山田錦
原材料米:山田錦100%
精米歩合:60%
アルコール分:15度
三輪を飲む
酒の神が鎮まる地、奈良三輪で360有余年醸す酒
「みむろ杉」仕込み水は、蔵内井戸から湧き出る
御神体「三輪山」の伏流水、こめは「山田錦」を100%使用。
低温長期醗酵させ、山田錦が秘めるふくらみある甘みと旨味に
留意し、醸した純米吟醸酒です。
原材料米:山田錦100%

マスカットやメロンのようなフルーティーな香りと
程よい甘みがあり、スッキリと切れる後味ですが
脳に旨味の余韻が残ります。
発泡感は無く、食中酒としても食べ物を選びません。
程よいアルコール感で飲み応えも感じます。

酒の神が鎮まる地、奈良三輪の日本酒を飲んだことあるなら、
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2020年11月 9日

油長酒造 鷹長菩提もと純米酒

11月2日(月)、奈良県油長酒造さんの
鷹長菩提もと純米酒を晩酌で飲みました。
油長酒造さんは、1719年(享保4年)創業。
奈良県と大阪府の境に位置する葛城山・金剛山の稜線が
望める場所にある。社名からも推察できるように、
もともとは慶長年間より製油業を営んでいた酒蔵である。
1719年に酒造業に転じ、以来300年以上、日本清酒発祥の地
ともいわれる奈良で酒造りを続けています。
鷹長菩提もと純米酒

鷹長菩提もと純米酒
原料米:ヒノヒカリ100%
精米歩合:70%
日本酒度:-30
酸度:3.6
アミノ酸度:2.6
アルコール分:17度
仕込み水:金剛葛城山系深層地下水
硬度:250mg/L硬水

室町の時代(1400年代)より造られていた「奈良酒」が
全盛期を迎えたのは戦国時代のこと。
奈良の菩提山正暦寺で生まれた「菩提酛」という
技法によって、安全な酒母づくりができるようになり、
奈良の寺院醸造が現在の清酒造りの基本となる技術を整えました。
菩提酛造りが清酒造りの起源、
正暦寺が清酒発祥の地と言われる所以です。
かの織田信長もその品質の高さを賞賛したと記録されています。
その後酒造りが各地で多様化してゆく中で、
山廃酛や速醸酛の発展とともに少しずつ忘れ去られて
いったこの伝統的な技法が、1999年より奈良県の
蔵元の有志によって日本清酒発祥の地、正暦寺に蘇りました。
今では「鷹長」のラインナップとして、
「奈良酒」の伝統と技を人々に伝えています。
菩提酛造りの全盛期であった永享期から
嘉吉期(1429年〜1441年)に原本が成立されたとされる
「御酒之日記」(左文献)にある、その内容を以下要約。
菩提泉、白米1斗を水が澄むまでよく洗う。
そのうちの1升を取って「おたい」(蒸米)に炊く。
夏ならば蒸米は冷やさなければならない。
次にその蒸米を笊に入れて冷まし、残りの白米が浸けて
ある中に埋める。甕の口を包んで一夜放置する
(このようにすると必要な養分が溶出し、菌が繁殖しやすくなる)。
三日目に別の桶を傍らに置き、乳酸酸性になった浸け
甕の上澄液を汲み出し、ついで、浸し米の中に埋めておいた
蒸米を取り出し、別にしておく。次に、浸け米九升を取り上げて
十分に蒸す。夏の季節には、蒸米は特に十分に冷ます。
米麹五升のうちの一升を先ほど別にしておいた蒸米と混ぜ合わせ、
その半分を桶の底に敷くように入れる。
なお、四升の米麹は蒸米(九升分)と混ぜ合わせて仕込む。
この際、前もって汲んでおいた水を一斗ほど計って上から汲み入れる。
さらに、さきほどの蒸米一升と米麹一升を混ぜ合わせた残り半分を、
もろみの上に拡げるように置く。これで仕込みが終わったので、
甕の口を で包んでおく。こうして七日もおくと酒ができる。
なお、すぐに酒を必要としない時は、
そのまま十日間くらいはおいてもよい。
「奈良県菩提酛による清酒製造研究会」ではこの文献を参考に、
菩提酛の科学的解明をおこない、奈良、正暦寺において
創醸された室町中期の菩提もと造りの復活。
さらに、菩提酛の製造技術を正暦寺(酒母製造免許取得)に
技術移転し、その独自の製法を後世に継承している。
日本酒度:-30

梅酒のように甘くコクがあり、
それでいて切れ味が良く、食前酒に合います。
女性受けが良いようで、妻が気に入りました。

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2020年9月17日

油長酒造 風の森ALPHA TYPE3

9月9日(水)、奈良県油長酒造さんの
風の森ALPHA TYPE3を晩酌で飲みました。

油長酒造さんは、創業1719年(享保4年)です。
奈良県は、日本清酒発祥の地だそうです。
風の森ALPHA TYPE3

風の森ALPHA TYPE3
原材料米:奈良県産秋津穂100%
精米歩合:50%
使用酵母:協会7号系
アルコール分:14%

風の森では、米の種類と磨きによる味の違いを表現します。
ALPHA風の森では、柔軟な発想と新たな技術で、
次の日本酒の可能性を求めてゆきます。
ALPHAは、従来の風の森の枠を超えて目標を定め、
独創的な技術で日本酒の可能性を追求するブランド。
「世界への架け橋」
搾りたてのフレッシュでライブ感溢れる日本酒を
海外のお客様にも楽しんでいただきたいと思い、
従来の"風の森"では行っていない、火入れ、
を行いました。まるで搾りたての様なイキイキとした
味わいを、安定した品質でお楽しみいただけます。
このお酒が世界への架け橋となりますように。
とホームページに書かれています。

また
風の森は1瓶で2通りの味わいをお楽しみいただけます。
炭酸ガスがあるとき
開栓直後の風の森は、もろみ発酵由来の自然の
炭酸ガスが溶存し、口に含んだ時にプチプチとした
フレッシュ感を感じさせる、優しい発泡感を
楽しんでいただけることがあります。

炭酸ガスがなくなってから
時間をかけてお酒を飲み進めるうちに、
数日経ちますと、開栓直後に感じられた自然の
炭酸ガスは消失し、風の森が持つお酒本来の
美味しさをお楽しみいただけます。
お米由来の豊かな味わい、うまみ、甘みと、
酵母が造り出した、果実のような香りや酸味を
存分にお楽しみいただく事が出来ます。
炭酸ガスはあくまで副産物です。
炭酸ガスが十分に含まれている間は
お酒本来の味わいが分かりにくい事もあります。
是非一度、炭酸ガスが消失した後に
ゆっくりと時間をかけてお楽しみください。

なぜ日本酒に炭酸ガスが?
日本酒を造る際に、お米から糖分に変換する
役目を担うのが麹、糖分をアルコールに
変換する役目を担うのが酵母です。
糖分がアルコールに変換される際には
必ず炭酸ガスが同時に発生する事が知られています。

C6H12O6 → 2 C2H5OH + 2 CO2
グルコース(糖分)→ アルコール  + 炭酸ガス
炭酸ガスはお酒造りを進めていく中で自然に発生します。
従来の日本酒では、搾った後に濾過をしたり、
火入れし加熱殺菌を行う行程で炭酸ガスは
自然に失われていました。
しかし、風の森ではそれらの行程を一切行わず
生酒として出荷する為に専用設計したお酒です。
その為、瓶詰めされたお酒には
炭酸ガスが溶け込んでいるのです。
原材料米:奈良県産秋津穂100%
ピリッとするような炭酸ガス感があり、
爽やかフルーティーな香りと辛口な味わい。
白ワインを思わせる飲みやすさがあり、
食中酒としても良い味わい。
飲み進めて、温かくなると甘みが増してくる。

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2018年11月19日

奈良旅行のお土産を頂く

11月9日(金)、伊勢神宮から奈良県を旅行されたお客様が来店。
奈良で買われたラ・ポーズの日餅というお菓子をお土産に頂きました。
日餅

日餅とは、
中国では、中秋の時節に月を愛で、月餅菓子を食べる風習があり、
日本でも広く一般に、時節を問わず親しまれております。
この度、東大寺ミュージアムに安置された国宝「日光・月光菩薩立像」
にちなみ、東大寺長老 北河原公敬猊下のご創案により、
日(太陽)に捧げる菓子「日餅(にっぺい)」を作らせていただきました。
1300年前からの大陸との文化交流の中心であった
東大寺発の銘菓をお楽しみくださいませ。
とのことです。
左、日餅(抹茶)。右、日餅(あんず)。
左、日餅(抹茶)は、想像通りの味で
程よい抹茶の苦味と粒餡の甘味がマッチしています。
右、日餅(あんず)が現代風にミルク餡の中に
程良い杏の酸味が溶けて、とても美味しいお菓子に仕上がっています。
左、日餅(抹茶)。右、日餅(あんず)。
奈良県ならではの美味しいお菓子を頂き、
大変良いお客様に恵まれていると感謝しました。


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