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2021年2月19日

劇団四季「A CHORUS LINE」

2020年12月20日に行われる予定だった
劇団四季の「A CHORUS LINE」。

新型コロナウイルス感染予防対策万全で
2月21日(日)、上越文化会館で追加公演として上演され、
妻と義理姉と観劇してきました。
上越文化会館

ストーリー
ショービジネスの街、ブロードウェイ。
舞台上には1本の白いライン―――コーラスライン。
新作ミュージカルでのコーラスダンサーを
選ぶオーディションが行われている。
最終選考に残った17人が、1本のラインに並ぶ。
演出家ザックが彼等に問いかけた。
「履歴書に書いてないことを話してもらおう。
君たちがどんな人間なのか」
姉さんのレッスンにくっついていっただけなのに、
いつの間にか自分がダンサーになっていたマイク。
複雑な家庭環境の中で、何もかもが美しく
夢のようなバレエに憧れたシーラ、マギー、ビビ。
音痴のクリスティン。
高校の芸術コースで落ちこぼれて、
独学で女優になったディアナ。
美容整形を受けてからどんどん仕事に
恵まれるようになったヴァル。
女装のショウで踊っていたポール。
そしてザックのかつての恋人で、
スターへの階段を踏み外し、
もう一度やりなおそうと戻ってきたキャシー。
戸惑いながらも、一人一人が自分の人生を語りはじめた。
自分の人生では誰もが「主役」であり、
境遇も悩みもそれぞれである。
選考が進んでいくうちに、ポールが足を痛めてしまう。
全員がかけより手を貸す中で、オーディションの下、
共に舞台を目指す仲間意識が生まれていることに気がつく。
そんな中、演出家ザックは皆に問いかける。

「もし、今日を最後に踊れなくなったらどうする?」
「悔やまない 選んだ道がどんなにつらくても全てを捨てて生きた日々に悔いはない」

そして最終決定は下された。
ストーリー

登場人物
マイク・コスタファローネ
24歳、12人兄弟の末っ子。
ニュージャージー州のトレントンという工場町の生まれ。
言わずもがな、イタリア系移民。
4歳のとき、姉がダンスを習い始めてからというもの、土曜日ごとについて行ったが、ある時レッスンをずる休みした姉の靴を拝借してレッスンに参加して以来、ダンス漬けの毎日。

ダン・カー
26歳。
特産物は優秀なカウボーイというほど、牧場以外には何もないようなアメリカ中西部、カンザス州カンザス生まれ。
お金を稼ぐため、15歳で年をサバよんでナイトクラブ(ストリップバー)でバイトをしていた。
今は妻と2人の子どもがいるが、稼がなきゃならないのは変わらない。
ダンスも劇場も好きだが、生活していくのも大変なのだ。

マギー・ウィンズロウ
26歳、サンフランシスコ郊外の出身。
父と母が憎み合う不和の家庭で育ち、ほったらかされていたのでバレエが逃げ場だった。
レッスンに明け暮れた日々、どんなに辛くても、稽古場はつかの間の安らぎの場だった。
海の向こうに住む母を慕う思いは、今も変わらずだ。

コニー・ウォング
ニューヨークのチャイナタウン出身。
小さい頃から背が小さく、「チビだ」といわれ続けてかれこれ?年。
背が高くなりたいと、毎日鉄棒にぶら下がったこともあったが、今はこの背のおかげでいつも仕事がある状態。
ただ、もらえるのは子どもの役ばかりだけど。

グレッグ(グレゴリー・ガードナー)
本名はシドニー・ケネス・ベケンシュタイン。
ユダヤ名は、ロシュメル・レヴ・ベン・ヨーコフ・マイヤー・ベケンシュタイン。
ニューヨーク・イーストサイド出身。
ホモ・セクシュアルだが、最悪だと思っている。
ゲイは一生をクズで終わるということだと信じているのだ。
オシャレ好き。

シーラ・ブライアント
本名はサラ・ローズマリー・ブライアント。
コロラド出身、もうすぐ30歳。
相当な皮肉屋。
母親がダンサーだったため、その夢を継いでバレリーナを目指すことに。
手当たり次第バレエを見せられ、たった5歳でトゥシューズを履いた。
バレエにのめりこんだのは、父が実は浮気していたことを知り、家に居たくなかったから。
稽古場こそ我が家だった。

ボビー(ロバート・チャールズ・ジョセフ・ヘンリー・ミルズ3世)
アメリカ北部エリー湖のほとり、工業都市バッファロー近くの出身。
一見上流家庭に育ったが、とにかく家は退屈だった。
父は大企業に勤めていたがアル中に、母は友達を呼んで、悪趣味に飾り立てられた家でギャンブルに夢中。
そして、親の期待に沿うことのできない自分のことを異常と思って育ってきたボビーはいつも自殺を考えていたのだが...
こんな暮らしでは、「死ぬ前にもう死んでるようなものだ」とハッと気づいたのだった。

ビビ・ベンゼンハイマー
23歳、ボストン出身。
もっとかわいく産まれたかったのに、その気持ちを理解しない母を憎んだ。
きれいになりたいという思いが、バレエに向かわせることに。
美しいものへの強い憧れが、舞台に立ち芝居の中で役を生きることへの夢へとつながっている。

ジュディ・ターナー
アメリカ最南に位置しメキシコと隣接するテキサス州のエルパソ出身。
父親が失業し、町から町へ転々と住み歩いた。
バレエを習うことを父親は喜んだが、おっちょこちょいのジュディはせっかくのオーディションのチャンスを見逃してしまった。
ショックで車に飛び込むがその運転手が素敵、と、そんな状況下でも男の子を意識してしまう明るいキャラクタ-。

リチー・ウォルターズ
アメリカ南部ミズーリ州の小さな町の出身。
高校までは何でも一番、学校のスターだったが、無試験の特待生として入学した大学を卒業したら、幼稚園の先生になることに。
ダンサーとなった今、仕事は好きだが将来への不安を常に感じている。

アル(アラン・デルーカ)
クリスティンの夫。
ニューヨークのブロンクス生まれ。
かなりのオーディション経験者で、ザックとも面識あり。
最近クリスティンと結婚したばかり。このオーディションでもやさしく彼女を見守りフォローする。

クリスティン・デルーカ
アルの妻。旧姓ユーリッチ。
アメリカ中部ミズーリ州セントルイス出身。
子どもの頃からラジオが鳴ると踊っていた。
しかし、憧れていたのは名女優のバーブラ・ストライザンド。
かなりのあがり症で音痴だが、ダンスでは誰にも負けない自信がある。

ヴァル(ヴァレリー・クラーク)
25歳。
本名はマーガレット・メアリー・フーリハン。
アメリカ北東部ヴァーモント州のアーリントン出身。
ニューヨークに憧れ、夢はラジオ・シティ・ミュージックホールのロケットガール。
18歳になった途端、遠距離バスでそのニューヨークへ向かったが、オーディションは受けられても全滅。
タップとアクロバットは7年やりこみ、ダンスには自信がある。が、ガリでペチャパイ、可愛くない顔。
のぞいた採点表には"ダンス10、ルックス3"。
これじゃ受からないと整形外科へ駆け込み、おかげで大正解、と胸をはる。

マーク・アントニー
本名はマーク・フィリップ・ローレンス・タボーリ。
若さあふれる20歳。砂漠の真ん中、アリゾナ州テンピ出身。
子どもの頃は、父の書庫にあった医学専門書がすべての頼りで、とんちんかんな思い込みも激しかった。

ポール・サンマルコ
本名はエフレイン・ラミレス。
ハーレムのスペイン街出身のプエルトリコ人だが、あまりそうは見られない。
映画好きな父親の影響で子どもの頃からミュージカルに憧れ、16歳からダンスを始めた。
学生時代、どうしても男の子らしくなれない女性的な自分に悩み、ついに退学。
ハーレムのホモ・ショーに出演していたが、巡演時に両親にばれてしまう。
常に孤独感を抱えつつ生きている。

ディアナ・モラリス
ブロンクス出身のプエルトリコ人だが、故郷の街を逃げ出したくて仕方なかった。
興奮すると舌を出す癖がある。
演技派の女優を目指し芸能コースの高校に入ったが、演技の授業では担任に劣等生のレッテルを貼られる。
舞台に立っていることを誇りに思い、強い信念を持ってオーディションに臨んでいる。

キャシー
22歳のとき、コーラスガールから抜け出してスターに。
これまでに主役を2度務め、ショーストップを経験している。
しかし、映画の世界に足を踏み入れた時に芝居が出来ない自分に気づき、ダンサーとしてもう一度ステージに立ちたいと、昔関係のあったザックが演出するこのオーディションを受けた。
お金のためでなく自分のために、仕事を求めている。
登場人物

久しぶりに見たミュージカル。
劇団四季の舞台。
評判の良いコーラスライン。
とっても楽しく、素晴らしい時間を過ごせました。
踊り、歌、どれも素晴らしく、楽しくワクワク。
人間味もあり、2時間半が飽きることなく
あっと言う間に過ぎました。
何度も見たくなる素晴らしい舞台でした。


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2017年10月 5日

野村万作・萬斎狂言公演

9月13日(水)、長岡リリックホール・シアターで行われた
野村万作・萬斎狂言公演を長男、妻と3人で見てきました。
長岡リリックホール・シアター

現代劇にも出演して有名な野村萬斎さんの公演ですから満席でした。
狂言は、歌舞伎より時間が短く、出演者も少ないので分かりやすい演劇だと思います。
ただ、言葉は古い言葉を使ったりするので多少の予備知識はいります。
今回公演に入る前に野村萬斎さんの解説があり、
とても分かりやすかったので狂言公演も良く理解できて楽しくすごせました。
登場人物は、舞台で一歩下がってから自己紹介するルールや、
座っている時は、そこにいないものとするルールなど
知っていると狂言が良く分かる知識を教えて頂きました。
野村万作・萬斎狂言公演

今回の公演の演目
「佐渡狐」
佐渡の国と越後の国の百姓が年貢(ねんぐ)を納めに都へ行く途中、
道連れになります。越後の男は佐渡には狐がいないだろうと言い、
佐渡の男はいると言い張り、2人は腰の刀を賭けることにします。
都の領主の館に着くと、佐渡の男は奏者(そうしゃ)[取次役]に
年貢を納めるついでに事情を話し、賄賂(わいろ)を贈ります。
みかえりに奏者は、狐を見たことがない佐渡の男に細かく狐の姿を教えます。
あとからきた越後の男が佐渡の男に狐に関する質問をしますが、
奏者の助けで賭けに勝った佐渡の男は刀を取って去ります。
納得のいかない越後の男は佐渡の男を呼び止め、狐の鳴き声を尋ねます。
佐渡の男は鳴き声を間違え刀を奪われてしまい、
「自分の分だけでも返してくれ」と言いながら後を追います。
野村万作さんの円熟の演技が素晴らしい。

 「悪太郎」
乱暴者の悪太郎は、酒を飲むことを非難する伯父を脅してやろうと、
長刀を携えて出かけていく。ところが、そこでも散々酒を飲み、
良い機嫌になると、帰る道すがら寝込んでしまう。
あとをつけた伯父は、道端に寝ている悪太郎を僧形にし、
「今後は南無阿弥陀仏と名付ける」と言い渡して去る。
目を覚ました悪太郎は、伯父の言葉を仏のお告げと信じこみ、
仏道修行することを決心するのだった。そこへ出家が念仏を唱えながら通りかかり...。
悪人正機(悪人こそが仏に救われる対象であるということ)をユーモラスに描きます。
 さすが野村萬斎さんです。動きが面白い。
野村万作・野村萬斎

長岡リリックホール・シアターは、とても良い劇場で
ホワイエもくつろぎの場所として有効利用されています。
ホワイエ
また狂言を見に行けたら良いなと思います。


狂言を見た事があるなら、
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